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富山県東部初のワイナリーオープン 魚津、地元に植えたブドウ活用



 魚津市天神野新の丘陵地に10月1日、県東部初のワイナリー「KANATA WINERY(カナタ・ワイナリー)」がオープンした。魚津産のブドウを使い、地元に根差したワイン造りを進める。オープニングセレモニーが同所であり、大勢の人でにぎわった。  ワイナリーはLPガス事業などの丸八(同市北鬼江、大崎浩司社長)が設立し、2018年から同市天神山周辺でワイン用のブドウの苗木を植え始めた。22年に自社醸造をスタート。現在は2・9ヘクタールでブドウを栽培し、25年ごろに年間約2万2千本の生産を見込む。  10月1日は施設内の見学と同日から販売した8銘柄の試飲を行ったほか、屋外の特設スペースでグラスワインを振る舞った。大崎社長は「人が寄り添え、集まれる施設にしたい」とあいさつした。俳優の辰巳琢郎さんをゲストに招いた。  ワインはワイナリー内のショップと県内の酒販店9店で買うことができる。営業は毎週金~日曜の午前10時~午後4時。9日までは毎日営業する。

北日本新聞 (2023年10月2日)

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